中国茶の種類
中国茶は1,000種以上とも言われるほど多くの種類があります。
その理由は品種の違いに製法の違いが加わり、その組み合わせが更に複雑になるためです。
この膨大な種類のお茶は製法別に6つのカテゴリーに分類されています。
お茶の発酵度とプロセスによる色の違いから、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶があります。
この基本の六大茶類の茶葉に加工を施した、花茶や工芸茶などの加工茶も増えています。
黄茶【軽後発酵茶】
悶黄という独自の過程を経て軽く後発酵させ、上品でありながら茶通好みの 個性的な味と香りが生まれます。歴史も古く大変貴重な茶類です。
中国茶・台湾茶の美味しい淹れ方
分類 | 緑茶 不発酵茶 |
白茶 微発酵茶 |
黄茶 軽後発酵茶 |
青茶 半発酵茶 |
紅茶 完全発酵茶 |
黒茶 後発酵茶 |
花茶 |
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一人分 分量 | 2.5g | 2g | 2.5g | 3g | 2.5~3g | 1.5~2g | 2~3g |
お湯の温度 | 70~80℃ | 85~90℃ | 80~85℃ | 90~95℃ | 90~100℃ | 90~100℃ | 80~90℃ |
抽出時間 | 1分 | 3分 | 3分 | 1~1.5分 | 1分 | 洗茶後1分 | 1~1.5分 |
お湯の分量 | 一煎につき150mlの湯量を目安として、何煎かお楽しみいただけます。 |
*様々な淹れ方がございますが、茶器はあらかじめ温めてからご使用することをおすすめいたします。
*二煎目以降は抽出時間を長めにするなど、お好みに合わせて調整してお召し上がりください。
日本中国茶普及協会 推奨